Home »そば »細打ち太打ち 細打ち太打ち★ 蕎麦は、のど越しだよのど越し!!なんてかたもいますし、噛んだ時の香りと味だよ!!というかたもいます。 江戸蕎麦と言われる蕎麦は、細く切った蕎麦をちょっとつゆにつけて、噛まずに飲みこんでその嚥下感を楽しんだりもします。 かたや地方などでは太くて短い蕎麦をしっかり噛み咀嚼し、味と香りを楽しんだりします。 どちらがいいということではなく、その店がどう食べて欲しいかということになります。 歴史を遡ると、江戸時代は夏場になると蕎麦粉が劣化し切れやすくなるということもあり 小麦粉をいれた蕎麦が普及しました。「蕎麦粉3小麦粉7」なんて蕎麦もあったそうです。 そんな蕎麦でも美味しく食べれるようにと、蕎麦つゆを美味しく作り、麺を細くすることでつゆに絡みやすくし、麺を噛んで味わうというより「のど越し」を楽しみ、そばつゆとの一体感を味わう。 こうして、細打ちとしてのひとつの蕎麦文化が形づくられました。 かたや、地方では、十割蕎麦で噛んだときの美味しさと香りに比重がおかれたので、太くて短い蕎麦が多かったそうです。 その後、江戸蕎麦の流れが地方にも行き渡り、細くて長い蕎麦が主流になり、短く太い蕎麦はあまり見られなくなりました。 蕎里では、並み蕎麦と、太い蕎麦として「田舎そば」があります。 食べ比べてみると、その違いがはっきりと感じられ蕎麦文化の深淵に少し触れられるのではないでしょうか。 Tweet VFA ←日本の夏おろし蕎麦の… そばつゆの付き方→ 2022年6月23日
江戸蕎麦と言われる蕎麦は、細く切った蕎麦をちょっとつゆにつけて、噛まずに飲みこんでその嚥下感を楽しんだりもします。
かたや地方などでは太くて短い蕎麦をしっかり噛み咀嚼し、味と香りを楽しんだりします。
どちらがいいということではなく、その店がどう食べて欲しいかということになります。
歴史を遡ると、江戸時代は夏場になると蕎麦粉が劣化し切れやすくなるということもあり
小麦粉をいれた蕎麦が普及しました。「蕎麦粉3小麦粉7」なんて蕎麦もあったそうです。
そんな蕎麦でも美味しく食べれるようにと、蕎麦つゆを美味しく作り、麺を細くすることでつゆに絡みやすくし、麺を噛んで味わうというより「のど越し」を楽しみ、そばつゆとの一体感を味わう。
こうして、細打ちとしてのひとつの蕎麦文化が形づくられました。
かたや、地方では、十割蕎麦で噛んだときの美味しさと香りに比重がおかれたので、太くて短い蕎麦が多かったそうです。
その後、江戸蕎麦の流れが地方にも行き渡り、細くて長い蕎麦が主流になり、短く太い蕎麦はあまり見られなくなりました。
蕎里では、並み蕎麦と、太い蕎麦として「田舎そば」があります。
食べ比べてみると、その違いがはっきりと感じられ蕎麦文化の深淵に少し触れられるのではないでしょうか。